トリスタキャラ辞典

カバリア島の詳しい話

韓国公式の設定をエキサイト翻訳し、日本公式の設定と照らし合わせて意訳したものです。
誤訳などがあるかもしれません。ご了承ください。

「トリックスター」とは

トリックスター(Trickster)の辞書上の意味は、「謀をたくらむ者」や「いたずら好きな者」。 その単語は実際に、世界の多くの民族の神話や昔話にたくさん登場します。 彼らは、動物人間(半人半獣?)や動物の形態をモチーフにして、古代英雄神話の初期段階でたくさん現われています。 トリックスターたちは、ほとんどが日常生活を支配の観念を脱した、自由な存在です。 運命に対立する性格を持っていて、いたずらとまやかしを楽しんだりしますが悪意はなく、周辺を楽しくする能力を持っています。 彼らは神さまのような完璧な存在ではなく、たまには困難に直面して、誤った判断をしたりします。

これは、隠された歴史の中に伝説で存在した一都市国家の古代英雄、『トリックスター』に対するお話です。 ゲームの創造主ドン・カバリアの遺志をつぎ、現実世界と忘れた古代世界を受け継ぐ者が、まさにこのゲームの『トリックスター』なのです。

カバリア島ができるまで

ドン・カバリアと「アルテオ」の出会い

ドン・カバリアは世界屈指の巨大企業メガロカンパニーの会長でした。 メガロカンパニーの主要業務はゲーム製作で、ジャンルを問わず様々なゲームを数多く作り出し、 常にミリオンセラーを記録するメガヒットゲーム会社として有名でした。

今から5年前、ドン・カバリアは世界最大のゲーム祭り「グローバルワイドゲームショー」に参加するため、ヨーロッパの一都市を訪問していました。 そんな中、展示会場の近くの芝生で、数人が騷がしく競売をしているのを目にし、興味を持って近づきました。 価値が高くて奇妙な骨董品や品物を集めて来た彼は、事務室や家をいちめん博物館のように作っておくほどの収集家で、 その行商の男が競売に出した古書(?)に妙な興味を感じました。 古書は白い鯨の皮で作られており、その内側には、 黒石貝を変えて作った石灰分、魚の油、海草で抽出した色素を混合して作った顔料で、細かい字が丹念にびっしりと書かれていました。

競売に突然割りこみ、巨額の入札で人々を驚かせつつも買いとった古書に書かれた内容は、トリックスターと古代都市国家「アルテオ」に関するものでした。 ブロックバスターヒットゲームを構想の中だったドン・カバリアは、 歴史の知られざる断面が記録されたこの古書の内容に、事業家特有の動物的なカンを感じたのです。 彼はこの古書を売ろうとしていた行商の男に、どうやって手に入れたのか、もっと分かる内容がないのかを問い正してみました。 しかしその男は、海で取った魚の腹の中から出てきたので分からない、と言うだけでした。

カバリア島の誕生

ドン・カバリアが古書を手に入れてから1年後、太平洋中心付近の海底地殻変動で、新しい島が浮び上がるという事件が起こりました。 障害物や霧などの干渉でベールに包まれていた、さびしくて静かな海に、突然現れた未知の島でした。 ドン・カバリアは古書の内容から推定される位置に似ているというヒントをもとに、 その島が古代アルテオ人が暮らした、アルテラスという海底山脈の一部が隆起したものだと気づきました。 彼はすぐに大金を積んで、島を個人の所有地として買い付け、自分の名前をとって「カバリア島」と名づけました。

そして、メガロカンパニーの最高のメンバーによって構成された秘密プロジェクトを、極秘裏に進行させました。 それが「バーチャルゲームプロジェクト」です。 もともと「トリックスター」は、最初はコンシューマーゲームとして作られた、仮想現実RPGゲームでした。 その内容を、そのままリアルに体現できるテーマパークを作りあげたのです。 彼は会長権限で強引に企画を押し通し、自ら指揮をとり、ゲームで築いたすべての財産を費やして、カバリア島のテーマパークを築きました。 4年という製作期間と、莫大な資本と人力を投資して作った、ドン・カバリアの一世一代の野心作「トリックスター」は、こうして誕生したのです。

ドン・カバリアの死と遺産

ドン・カバリアの死

SNBCニュースは、その日の午前 2時頃、世界第一のゲーム会社を経営する億万長者、ドン・カバリアが突然死したと伝えました。 ドン・カバリアは後継者を決めていなかったため、財産相続の可否と後継者の選定のために、 親族たちと会社幹部たちの間に摩擦が起こるのではと心配されました。 そこに、顧問弁護団あてに生前のドン・カバリアが残した遺言(ホログラムデータ)が公開されました。

『私、ドン・カバリアは、今から私の財産相続についての遺言を残そうと思う。 まず、あなたたちが一番気になることは、誰を財産を継ぐ後継者として指名するのか、だろう。 しかし、後継者は決めておかなかった。願う人なら、老若男女を問わず皆に分けてやろうと思う。 ただ、それは太平洋の真ん中にある無人島が舞台になる仮想現実ゲーム、「トリックスター」でしか手に入れることはできない。 一生をゲームだけに捧げた私は、死んでも最高のヒット作を作りたい。 私が作ったゲームの舞台で、最高のトリックスターになる者達を招待する。 思いきり楽しんで、生き残って、私の財産を手に入れたまえ。 ワハハハハハ…… 』

この内容はあっという間に世間の話題になり、 ドン・カバリアの遺産を得るためにゲームに参加しようとする多くの人々が、そろって太平洋へ向かっていくという現象を呼び起こしました。 SNBC報道陣はこの現象を「トリックスターシンドローム」と名づけ、カバリア島へ特派員を派遣しました。

動物の仮装の理由

ドン・カバリアの、ゲームに対する極めて個人的な美的解釈が反映された要素の一つが、 ゲームに参加する人々の衣装に対するコンセプトです。 彼自身もトリックスターの概念と似たような意味を持った「ピエロ」の服装を好んで着ていますが、 ゲームに参加する他の人々にも、トリックスターの一番代表的な素材である「動物人間」の扮装を定めています。 だから、カバリア島では必ず「動物人間」の服を着なければなりません。

しかし、『トリックスター』へと目覚めていったプレーヤーたちは、ドン・カバリアの制約から脱するようになります。 「動物人間」の服装ではなくても島を自由に歩き回ることができるその瞬間から、あなたはもう『トリックスター』に一歩近付いたのです。

ハルコンと16枚のカード

カードに隠された秘密

カバリア島には数百数千枚のカードがあるといわれています。 このカードは、カバリア島でゲームを進行するために必ず必要な要素であり、ゲームの目的でもあります。 カードにはモンスター(実際はゲームで仮想に再現されているのですが)や、さまざまな超自然的な效果を制御することができる特別な機能があります。 しかし、島で探すことになるすべてのカードが、ドン・カバリアが作っておいたゲームのアイテムというわけではありません。

数百数千枚のカードの中でも、特別な能力を持った人だけが見つけることができる16枚のカードは、もとからこの島に存在していたと言われています。 16枚のカードは、そのまま見る分には他のカードと違うところはなく、普通の人々が見分けることは不可能です。 なぜなら、このカードたちは「ハルコン」という宝石から抽出した、特殊な成分を混合した顔料で描かれたからです。

16枚のカード

伝説の虹色宝石と呼ばれるハルコンは、7通りの色とともに、人の目で見られない光の波動(?)を発散しています。 この光の波長は、視神経を通じて脳波を混乱させ、幻惑を見せると言われています。 この幻惑効果のため、たとえ特別なカードを持っていたとしても一般的なカードと同じに見えるのです。

しかし、幻惑の邪魔を受けない能力を身につければ、16枚のカードにヒントの一部が描かれているのに気づくはずです。 すべてを集めれば、16枚のカードは一つの地図になって、特定の場所を示します。 実は、この場所へ行くことこそがドン・カバリアの真の狙いでした。 世間の疑いを受けることなく人々を集め、鍵を握る16枚のカードを捜させるために、ゲームという空間を作ったのです。 多くの人々の中でも、このカードを捜すことができる人は、『トリックスター』の血を受け継いだ「誰か」です。 それはまさに「あなた」かも知れません。ゲームに参加するうちに、その能力に目覚めるようになるでしょう。

伝説の虹色宝石、ハルコン

見る方向によって7種類の色に見えるハルコンは、アルテオ人にとって最高の宝石であり、神聖な崇拝の対象でした。 ハルコンは光の方向や見る角度によって、7種類の宝石の色に輝きました。 (赤色はルビー、オレンジ色はトルマリン、黄色はシトリン、緑色はエメラルド、青色はトパーズ、藍色はラピスラズリ、紫色はサファイア、無色である時はダイヤモンド) しかしこの虹色のハルコンを見るためには、未知の色の波動による混乱と、幻惑効果を避けなければなりません。 そのため、普通の人々はこの宝石を鑑別することができませんし、他の7種類の宝石の一つだと勘違いしてしまいます。 そのせいで今までは、ハルコンの存在は確認することができない伝説に過ぎませんでした。

アルテオ人とハルコン

ハルコンの力

ハルコンは、神秘的な力を持つ宝石たちの中でも、一番力強い力を持っています。 そのため、多民族国家である(?)アルテオ人の精神的な短所を補い、完璧なアイデアリズム都市国家の建設のために、精神世界の支配に使われてきました。 放射状に作られたアルテオの都市の真ん中には、ハルコンの原石(?)で作られた彫像が立てられています。 ハルコンが持っている力は、物体がお互いを引き寄せる力です。 この巨大な原石の彫像が、その原石よりも小型で力の小さいハルコンを、引きつける役割を果たしているのです。 そのため、ハルコンはアルテオがあったアルテラス山脈でばかり発掘されます。

アルテオに行くためには、16枚のカードを集めてそこに描かれた地図を見られる能力を身につける以外にも、 ヒントに書かれた位置を確かめるために、ハルコンの原石で作った羅針盤が必要だと言われています。 アルテオの都市に隠された最大のハルコンの原石、「ポセイドンの祝福」と呼ばれる彫像が導いてくれるでしょう。

『トリックスター』に目覚める

自然親和的な性格が強く、巨石崇拝とトーテム信仰を持った古代アルテオ人は、 彼らの信仰によって『トリックスター』という自分たちの英雄を作り出したと言われています。 ハルコンという宝石の神秘な力を制御することができる能力を、生れつき持っている人を『トリックスター』と呼んだのです。

カバリア島でカードを集めて、少しずつ島の秘密の情報が分かるようになれば、 自分も分からなかったアルテオ人の子孫の血、つまり潜在する『トリックスター』の能力が徐々に目覚めるようになるでしょう。 そして自分が持っているカードやこれから探すカードの中に、以前は見つけられなかったヒントの一部を見つけられるようになるでしょう。 もし16枚の特別なカードを調べられる能力に目覚めたとしたら、あなたはアルテオ人の子孫に違いありません。 その能力は、今までは見つけることができなかった伝説の虹色宝石、ハルコンも探すことができるようにしてくれるでしょう。

カバリア島の成り立ち

これは日本版の設定です。韓国版と比べると、かなり簡単にまとめられています。

ドン・カバリアの遺産

ドン・カバリアは世界屈指の巨大企業メガロカンパニーの会長でした。
メガロカンパニーの主要業務はゲーム製作で、ジャンルを問わず様々なゲームを数多く作り出し、
常にミリオンセラーを記録するメガヒットゲーム会社として有名でした。
「トリックスター」も、最初はコンシューマーゲームとして作られたものでした。

しかし彼が太平洋の島を買い取ったことから事態は一変します。
「バーチャルゲームプロジェクト」。
つまり自ら製作した仮想現実RPGゲーム「トリックスター」の内容を、
そのままリアルに体現できるテーマパークを作る計画です。

彼は会長権限で強引に企画を押し通し、自ら指揮をとり、
ゲームで築いたすべての財産を費やして、カバリア島のテーマパークを築きました。
そして、「バーチャルゲーム トリックスター開始のお知らせ」を遺して死亡しました。

その後、テーマパークにその莫大な遺産が隠されており、
ゲームをクリアして財産を見つけた者に全てを譲ると書かれた遺言が発表されることになりました。
遺産を探すにはゲームに登場するキャラクターに仮装して入場しなければなりません。
こうして、この「カバリア島」を舞台に、
多くの冒険者達によるドン・カバリアの遺産をめぐる様々な冒険が始まったのです。

関連NPC:ドン・カバリア、ドン・ジュバンニ

モンスターギルドについて

メガロカンパニーがバーチャルゲーム「トリックスター」を作るにあたり、
テーマパーク内のモンスター管理を行うために設立したものです。

モンスターハンターとして20歳の若さでトップに立ち、「ハンターマスター」の称号を持つ女性を中心に、
彼女自身が選定したスタッフ、ミラと飼育係の3人で切り盛りしています。
主な業務はカバリア島全域のモンスターレベル分布の管理やモンスター数の調整。
つまり、エリア毎にモンスターのレベルが変わるのは彼らが管理しているからです。

マスコットは「ミクモン」という生物(?)で、
ミラの帽子やハンターマスターのティアラにモチーフとして使用されています。

関連NPC:ハンターマスター、ミラ、飼育係

TBN放送局について

ミランダ・ミラボー姉妹は、元々SNBCという放送局のトップアナウンサーでした。
放送業界では有名な双子の美人姉妹で、
ニュースを読ませてもよし、バラエティに出してもよし、のマルチぶりを発揮していました。
また、ちょっと派手な外見とは裏腹に、話術とショーマンシップに長けています。

この二人の人気に目をつけたメガロカンパニーは、
「トリックスター」の舞台であるカバリア島に地上波・衛星放送対応の放送局「TBN」を特設し、
その実況メインキャスターとして二人を招待しました。
まだ放送が開始されていない現在、彼女達はテレポートサービスと地域案内を担当しています。

関連NPC:ミランダ・ウォティ、ミラボー・ウォティ

7プリンセスについて

メンバー
ローズマリー / アイラ / メル / ピア / ヴィオラ / フルート / チェロ

島に来た経緯

その名を聞けば誰もが知っている、とある女子高で有名な不良少女、ローズマリー。
そして、彼女を「ローズマリー様」「お姉さま」と慕う、6人の少女たち。
彼女達7人が、有名な不良グループ「7プリンセス」なのです。

ローズマリーにはどうしても負けるわけにはいかない、最大のライバルがいました。
それはローズマリーの同級生でもある、プレイヤーキャラクターの「キャット」です。
二人は、学校では常にリーダー争いをしていました。

そんな中、ローズマリーは「キャット」がトリックスターに参加することを知ります。
ライバルに負けるわけにはいかないと、負けず嫌いのローズマリーも参加を決意しました。
そして、学校の授業中にもかかわらず教室を飛び出し、
メンバーと共にそのままカバリア島行きの船に飛び乗ったのです。
そのため、全員島に着いた時点で所持金はほぼゼロの状態。
しかし全員バイトをしてしまえば「キャット」に負けてしまうため、
遺産探しをローズマリーに託し、他6名が生活費を賄う事になったのです。

ちなみにプレイヤーキャラクターの「ラクーン」はローズマリー達の通っている学校の教師で、
いきなり学校を飛び出した彼女達を追ってきました。

アルバイトが決まるまで

かの「7プリンセス」ともあろうものが一文なしではみじめなことこの上なく、
カバリア島でアルバイトをして生計を立てていくしかありませんでした。

そこで音楽が得意な三つ子のヴィオラ、フルート、チェロは、
イベントガーデンの野外結婚式場でバイオリン演奏のアルバイトを、
パンクファッションをうまくイメチェンして人事に気に入られたピアは、
倉庫管理の仕事をすることになりました。
そして、アイテムガールとカードガールのアルバイトに、
6人のうち、まだ仕事の見つからないアイラとメルが選ばれることになったのです。

カバリア島の決まりに従って、全員がハイエナの扮装をしています。

各地の伝説

ゴーストブルーの歴史

ゴーストブルーという地域は、かつて船の遭難が相次ぐ場所でした。
メガロカンパニーがアクアリースを整備する際に、
大量の人骨が発見されたのも当時ニュースになりました。
現在は工事も完了していますが、幽霊が出るという噂が絶えないために
村の北西にあたる場所に聖堂を作り、巫女を呼び寄せて霊を鎮めてもらっています。

関連NPC:巫女ジーア、ラビダ

ウブス埠頭の歴史

ウブス埠頭は、歓迎学園が鬼に占領された後、
危険を感じた村人達が一人残らず逃げ出してしまい、ゴーストタウンとなってしまった街です。
廃墟となったウブス埠頭は、やがてカラスが住み着くようになり、
歓迎学園から流れてくる陰鬱な邪気に覆われ、闇の世界へとかわっていきました。
その闇は数々のモンスターを生み出し、
かつての平和な住宅街を危険な場所へと変貌させていったのです。

アステカの井戸の伝説

アステカには、町に伝わる伝説があります。
町の中央にある井戸には、村人が安全を祈って宝石を捧げてきました。
そのため、宝石の気を吸って七色に輝くようになりました。
その光は今まで村を数々の災害から防ぎ、
またその水を飲むと肌が美しくなり若返るとも言われています。

関連NPC:サブリナ

カルバイガルの沼の伝説

このカルバイガルは、元々深い沼地でしたが、
徐々に移住する人が増え次第に大きな村になりました。
しかしある時沼に大きな穴が開き、何人もの村人が吸い込まれる事件が発生しました。
日に日に被害者が増え、恐れた人々は一人また一人と村を去っていきました。
残された行き場の無い村人は、毎日神様に祈るしかできませんでした。

そんなある日、彼らに奇跡がおきました。
どこからともなく現れた大きな神獣が、その体で穴を塞いだのです。
その後、誰も吸い込まれることはなくなりました。

村人はそれ以来、神獣を村の守り神として祭り、
その伝説を代々伝えていく事を使命としているのです。

関連NPC:神官タウ

ローズガーデンの呪い

今から15年前。
エドワード王とセシリア王妃の間に生まれた可愛らしい姫の誕生を祝い、
ローズガーデンでは盛大なパーティーが行われていました。
談笑する紳士と貴婦人、音楽にあわせて踊るダンサー達、
誰もが姫の幸せな未来を信じて疑いませんでした。
そんな時、一人だけ招待されなかったクイーン・オディニアが姿を現しました。
オディニアは姫の未来を予知すると、
幸せの絶頂にいるであろう15歳の誕生日に恐ろしい事が起きる呪いをかけて立ち去ったのです。

そして15年後。
かつて誕生パーティーを行っていた場所で、
15歳になったロゼッタ姫とステファノ王子の婚約パーティーが開かれました。
昔と同じように、紳士・貴婦人・ダンサーが集まり若い二人を祝福していた時、
オディニアの呪いによって生まれた魔物にステファノ王子は誘拐され、
逃げ遅れた出席者は皆醜いモンスターになってしまったのです。
そしてロゼッタ姫は、たった一人で王子を救う旅に出かけました。

オディニアは普通の人が倒すと何度でも再生するのですが、
ロゼッタ姫が自らの剣で倒した場合だけは再生できなくなるのだそうです。

関連NPC:エドワード王、王妃セシリア、ロゼッタ姫、ステファノ王子、獣人ライカン、愛馬ヒディンク

マーメイド学園の伝説

それは、マーメイド界のミスマーメイドを決めるコンテストでのことでした。
マーメイドマリンの周りに群がる男性…
それはマーメイドマリンが、とても美しい美貌を兼ね備えている証拠でした。
相対するは、マーメイドベイブ。
マーメイドベイブの周りには幾人もの男性たちが失神していました。

マーメイドマリンが一人の男性に投げキッスをするとその男は魅了され、
彼女の取り巻きがまた増えて行きます。
「また、一人の男性を虜にしてしまったわ。美しいって罪ね。」

「そうね。たしかに同感だわ。」
マーメイドベイブはそう言うと、一人の男性に投げキッスをしました。
男性は投げキッスから逃げようとしますが、
投げキッスはまるで生き物のように男性に飛びかかり、彼を失神させたのです。
「うふふ…また、あまりの嬉しさに失神しちゃったみたいね。」
マーメイドベイブの周りの死体がまた増えて行きます。

失神した男性たちは、1週間そのまま気絶し続けました。
その間にコンテストの審査員は、
失神した男性達がどうして失神しているのかを本人に聞く事が出来ず、
コンテストの結果を出す事が出来ませんでした。
しかもそれだけでなく、コンテストの審査員にも投げキッスをした為、
審査員たちも気絶するという大惨事になったのでした……。

アルテオ神話

呪われし運命

「ネレイデス」とは、海の神の娘である、海の精霊達の総称です。 遥か昔、その50人のネレイデスの14番目の姉妹が、運命の女神の決定に逆らったことがありました。 彼女はある人間の男を愛しており、その男が運命によって定められた死を迎える瞬間、女神達を欺いてその男の命を救ったのです。 しかし、生まれながらにして定められた人の運命は、神でさえも犯すことはできません。 運命を変えてしまったネレイデスに罪を償わせるため、運命を司るモイライの三女神の一人「機を織る女神」クロトは、 生まれてくる子供の運命に「呪い」を織り交ぜた糸を紡ぎました。 女神達はさらに、兄弟神である「死の神」タナトス、「宿命の神」ケド、「老化の神」ゲラス、「苦痛の神」オイジスの力を借り 織り上げた「呪い」をさらに強くしました。

この事実を一足早く知ったネレイデスは、生まれてくる子供、エンキクラドュスを救ってくれるように他の神々に頼みました。 しかし、神々でさえもすでに決定されてしまった運命を変えることはできませんでした。

しかし運命の三女神の次女「恩恵の女神」ラケシスは、エンキクラドュスが生まれる日、他の女神達に隠れて一つの恩恵を与えていたのです。 それは「永きに渡る運命よりも強い真の愛で、この呪われた糸を断ち切ることができる」という恩恵です。 その事実は誰も知りません。

「美の女神」と「知識の女神」に祝福されたのか、エンキクラドュスはとても美しく聡明に育ちました。 しかし、成人を迎えると神々の呪いによって、エンキクラドュスは三頭の化け物へと変わり果ててしまいました。 美しかった人間の姿は、3つの頭のうちの1つにだけ、かろうじて見られるだけ。 その頭は対話ができるくらいには人間としての理性を残していましたが、残りの2つの頭は本物の化け物で、 お互いがお互いの頭を食いちぎってしまうほどでした。

エンキクラドュスとポルティナ

エンキクラドュスは、人々に醜い化け物の姿を見られたくないという思いから、深い海の闇の底に身を隠しました。 しかしある日、海の精霊達からある便りが伝えられました。 恋人ポルティナがエンキクラドュスを探して深海への入り口である海に飛び込もうと、海辺の断崖の上に立っているというのです。 エンキクラドュスはポルティナを止めるため、自分が化け物の姿であることを忘れて駆けつけました。

エンキクラドュスが断崖に姿を現したとき、ポルティナはその化け物がエンキクラドュスだとは気付きませんでした。 突然現れた化け物の姿に後ずさりし、恐ろしさと嫌悪感でいっぱいになった彼女の表情に、エンキクラドュスは絶望しました。 彼女はすぐにその化け物がエンキクラドュスだという事実に気付きましたが、 それはエンキクラドュスの絶望に満ちた叫びにかき消されました。

「僕を眺めているあなたの反応を見るのが、僕にとってどれだけ残酷なことだか分かるかい?
君はこの醜く変わり果てた姿をその目で見たくてここへ来たのか?
それとも君はこんな化け物も愛することができるとでも言うのかい?」

「私は化け物を愛することはできないわ。
けれどあなたが愛するエンキクラドュスなら、わたしにとっては化け物なんかじゃないわ。
たとえあなたの姿が変わってしまっても、私の気持ちは変わらない…。
それとも、あなたは気持ちまで変わってしまったの?」

それが、エンキクラドュスとポルティナが交わした最後の言葉になってしまいました。

外れた槍

ポルティナに一目ぼれした技師スカーは、彼女の後をつけていました。 彼がポルティナに告白するチャンスをうかがっていると、断崖にエンキクラドュスが現れました。 ポルティナがエンキクラドュスに食べられてしまうのではと思った技師スカーは、 無防備なエンキクラドュスに向けて、猛毒が塗られた槍を投げました。 これに気付いたポルティナはエンキクラドュスをかばい、槍に刺さって命を落としてしまいました。

ポルティナの死

エンキクラドュスは、化け物になった自分を愛してくれたポルティナの気持ちを最後まで信じることができず、 さらには死に追い込んでしまったという罪悪感に苦しみ、海の中に消えていきました。

プレメイア王国のネペトリ

太平洋に、小さな島で成り立った「プレメイア」という王国が存在していました。 その島への海路はとても遠く、また困難なものであったため、 異国の人間が出入りすることなどほとんどなく、貿易商人が大陸を行き来する際に立ち寄るだけの小さな島国でした。 しかし、地上のパラダイスと呼んでもいいほど、自然が豊かでとても美しい島でした。

王国には、女神さえも嫉妬するほどの美貌をもったネペトリという王女がいました。 王女は国民に慈悲と勇気を与え、幸せと幸運の象徴と讃えられ、生きるものすべての愛を一身に受けていました。 ネペトリの美貌のうわさは異国の地にも伝わりましたが、プレメイアがあまりにも小さい島国だったため、 わざわざ訪れる者はいませんでした。 ネペトリはポルティナの生まれ変わりでしたが、彼女はその事実を知りません。

王国では、ネペトリの結婚の準備が進められていました。 相手は勇猛果敢な大陸国イリオンの富豪の息子である王子です。 海の化け物(=エンキクラドュス)が現れてネペトリを狙っているため、政略結婚を急いでいたのです。

しかしイリオンの王子が率いていた艦隊は、プレメイアに着く前にエンキクラドュスと出会い、死闘の末に全滅してしまいます。

運命の血石とエンキクラドュスの想い

ポルティナとエンキクラドュスは、それぞれに「運命の血石」と呼ばれる宝石がはめこまれた、つがいのネックレスを持っていました。 そのネックレスは、エンキクラドュスが呪いを受けたとき、「愛の女神」の祝福によって受け取ったものでした。 運命の血石は、相手が生きているときは赤い色、相手が死んでしまったときは黒い色に変わり、相手の生死を知らせるのです。 ポルティナの死後、彼女のネックレスは海の精霊達が持っていましたが、やがてネペトリの手に戻ることになります。

ポルティナの死後、エンキクラドュスのネックレスの運命の血石は黒く変わったままでした。 しかし10年ほど前に再び赤い輝きを取り戻しました。 それは、ポルティナが生まれ変わったという証でした。 そしてエンキクラドュスは、ポルティナの生まれ変わりを探して彷徨い、ネペトリを見つけ出したのです。 エンキクラドュスはネペトリに全てを話し、彼女が不幸にならないよう、繋がっている運命の糸を切るつもりでした。

エンキクラドュスは噂好きの海の精霊を使い、イリオンの王子が大怪我を負って海岸に流れ着いたという噂を流しました。 その噂を聞いたネペトリは、城を抜け出して海岸にやってきました。

そしてエンキクラドュスは、誰にも邪魔されずネペトリと話ができるように、彼女を深い海の底へと連れて行ったのです。

エンキクラドュスの死

エンキクラドュスはネペトリにネックレスを見せようとしましたが、そこに海の神ポセイドンが現れました。 ポセイドンは自らの領域である海を荒らしたエンキクラドュスに怒り、戦いを挑んだのです。 ポセイドンは白馬にまたがり、トライデントを掲げ、白い泡を絶えず立てながら物凄い勢いで向かってきました。

「今まで誰よりも死を待っていたが、やっと彼女に会えたんだ!
僕は今死ぬことはできない!」

エンキクラドュスは槍よりも鋭く大きな牙を剥き、必死にポセイドンに向かって飛び掛りました。 しかしポセイドンがトライデントを高く構え、円を描くように力強く振り回すと、巨大な波の渦がエンキクラドュスを飲み込みました。 エンキクラドュスの体は風にひるがえる落ち葉のように飛ばされ、岩に激突しました。 その衝撃でエンキクラドュスの3番目の頭が気絶し、首を垂らしました。

「私の海を荒らした愚か者よ。その対価は死のみだ」

ポセイドンはトライデントを高く掲げ、苦痛にうめくエンキクラドュスに近づきました。 一方のエンキクラドュスは砂の中に鋭い尻尾を隠し、ポセイドンの背中を狙っていました。 しかし、どこからか飛んで来た矢が、エンキクラドュスの尻尾を貫きました。 エンキクラドュスは鼓膜が破れるような悲鳴を上げましたが、ポセイドンは彼の体に深くトライデントを刺しました。

「こ…れで…死ぬ…なんて……」

エンキクラドュスは最後の息を飲み込むことも吐き出すこともできぬまま、ネペトリに近づこうとしましたが、 少しも動くことができませんでした。 ネペトリは、倒れてしまったエンキクラドュスから流れ出る血の海を見て悲鳴を上げそうになるのを、 両手で口を押さえて我慢するのがやっとでした。 彼女の目からはとめどなく涙がこぼれ、エンキクラドュスは彼女の涙を最後に目を閉じました。

死の使臣を導く先導役であるメイルウルフ達が、エンキクラドュスの死を感じ取り、遠巻きに群れを作り始めました。 しかし彼らよりも先に、運命の女神が現れました。

「ポセイドン様、あなたが彼の死に関われるのはここまでです。
彼の肉体はあなたの思い通り滅びました。
しかし彼の魂は最初から運命に定められた通り、私達が管理するもの。
私達が連れて行きます」

運命の女神達は、死の使臣が到着する前にエンキクラドュスの肉体から魂を抜き出し、連れて行きました。

ポセイドンを助けた男

ポセイドンは、エンキクラドュスに向けて矢を放った男に尋ねました。

「弓を放ったのはお前か?」

その男は膝をつき、丁寧に答えました。

「海の神様よ、さようにございます」

「大した腕前だな。名をなんという?」

「私の名前はロビン・バン・ペルオジャと申します。
1ヶ所にとどまることなく、海の中をさまよいながら剣と弓を磨く水人族です。
たまたま近くを通りかかったのですが、危険を感じ一時も早く何とかしなければならない状況だと思い、あえて弓を使ってしまいました。
どうかお許し下さい…」

ポセイドンは、彼の頭に手を置きながら言いました。

「顔を上げるが良い、水人族の息子よ。
お前に力を与えよう。
その力で私に命を捧げるのだ」

ポセイドンが持ち上げた右手から水玉が凝縮され、煌く青い宝石が現れました。

「これは海を象徴する宝石アクアマリンだ。
このアクアマリンが持つ力をお前に与えよう。
お前は永遠の若さと、近い未来を見通す眼を手に入れることができるのだ」

ポセイドンの手から離れた青い宝石はロビンの手に渡され、彼の手のひらの上で眩い閃光と共に消えてしまいました。 そしてポセイドンはロビンに向かって、こう言いました。

「お前に与えたその力で、あの女性の守護者になってくれぬか?」

ロビンは、答える前にネペトリを見つめました。 実はロビンは、ポセイドンが現れるよりも早くエンキクラドュスに捕らえられたネペトリを発見し、 彼女を救うためにずっとチャンスを狙っていたのです。 結果的にエンキクラドュスは死にましたが、ネペトリはポセイドンに拘束されてしまうことでしょう。 ロビンはネペトリを救おうとした自分の行為が、彼女をもっと酷い目に合わせてしまっているのではないかと思えてきました。 しかし長くポセイドンへの返事を待たせるわけにはいかず、ロビンは考えをまとめぬまま答えました。

「分かりました。
私の全てを捧げ、彼女の守護者となりましょう。」

「ポセイドンの祝福」

美しいネペトリに一目ぼれしたポセイドンは、ネペトリに求婚を申し込みました。 ポセイドンはプレメイア王国が仕える海の神であると同時に、ネペトリ自身の神でもあります。 ネペトリは、自らの愛する王国を危険にさらすわけにはいかないと、ポセイドンの求婚を受けることにしました。

ポセイドンは自分だけが知るとても遠い深海の中に秘密の場所を作り、ネペトリを隠しておくことにしました。 その場所に宮殿を建て、プレメイア王国よりも立派な楽園を作り上げました。 その楽園が、後のアルテオ帝国です。 また、彼女の気持ちをつかむためにハルコンで彫像を彫ってプレゼントすることにしました。

神の宝石と呼ばれるハルコンは、人間が近づくことが出来ない地球の中心の深いところにある特定の溶岩地帯で、 高い圧力と熱によって生成されるといいます。 アルテラス火山の噴火口から噴出され、深海の冷たい水と接することで形を成し、 気が遠くなるほどの年月を経て作られるのです。 また、よく研磨されたハルコンには、可視光線以外にも未知の領域がありました。 その波長が視神経を通じて脳波に伝達されれば、一種の催眠のような効果を得ることができるのです。 ポセイドンはこのハルコンを、神々の国に住む女神達にだけプレゼントしていました。 しかし、この世にもう現れることがないであろう、巨大な(拳くらいの大きさ?)ハルコンの存在については、 誰にも言ったことはありませんでした。 ポセイドンはその巨大なハルコンを使い、彫像を彫ろうとしたのです。

ポセイドンは、海底洞窟に身を潜めていた火山と鍛冶の神ヘパイストスに、ハルコンを彫刻してくれるよう依頼しました。 ヘパイストスは、全ての女神達の賞賛を受けるほど素晴らしい腕前を持っていました。 彼はアルテラス山脈の噴火口の中で最も熱い溶岩を利用して製錬した特別な道具を使い、ハルコンの塊を美しい彫像に仕上げました。

この彫像「ポセイドンの祝福」は、ハルコンが光そのものに応じて輝き、 闇の中でも光を呼び入れ、その光を増幅させて太陽のように闇を照らしました。 そんなハルコンの希少価値、彫像の美しさや潜在的な力のため、この彫像は他の神々もが欲しがりました。

ハルコンの守護者と「トリックスター」

ポセイドンは自分自身が表立って神々といざこざを起こすことは避けたいと考えましたが、 愛するネペトリと「ポセイドンの祝福」を守ってくれる者は必要でした。 ポセイドンは美しい宝石に封じられた生命力と魔力に新たな力を注ぎ、守護者を生むことにしました。

ポセイドンが最初に選択した宝石は、アレキサンドライトでした。 アレキサンドライトはハルコンに劣らず、珍しくて美しい宝石です。 このアレキサンドライトは、ネレイデスからの贈り物でした。 ネレイデスはネペトリの存在を知って激しい怒りを感じ、 彼女の最大の宝物であるアレキサンドライトを差し出す事でポセイドンの気をひこうと考えたのです。

しかし、このアレキサンドライトには陰謀が隠されていました。 ネレイデスは大魔女キルケに依頼し、「憎悪」「怒り」「復讐心」で燃える魂をアレキサンドライトの中に吹き入れさせたのです。 そしてキルケは、ネレイデスからの使いとしてそれを直接ポセイドンに渡しました。 彼女の魔法のせいか、ポセイドンはその事実に気付く事はできませんでした。 ポセイドンはアレキサンドライトに、彼の持つ最高の力を与えました。 こうして、最初の守護者*1であると同時に復讐の化身である「ヤヌス」が誕生しました。

また、ポセイドンは、ハルコンの力を制御する能力をネペトリの息子と娘達に与えました。 アルテオ帝国の人々は、ハルコンの力を使いアルテオを支配するネペトリの子孫達を「トリックスター」と呼び、英雄として讃えました。 そしてハルコンの守護者は「トリックスター」達の資格を審判し、認めた者のみに従うのです。

「16人」の守護者

守護者ヤヌスの鎧と兜は光と闇の中で様々な色彩を見せ、アレキサンドライトの性質によく似ていました。 ヤヌスは「トリックスター」達とともに、ハルコンの彫像を狙ってきたゴルゴン、スキュラ、セイレネスらと戦いました。 彼の力はアルテオ帝国の安全に大きく貢献し、「トリックスター」達とアルテオ帝国の人々から、多くの信頼を得ていました。

しかし、ヤヌスは時が経つにつれて危険な存在へと変わっていきました。 アレキサンドライトが持つ本来の強い魔力は、ポセイドンが吹き入れた力で更に強化されていました。 そして時の流れによって増幅された復讐と憎悪の心が爆発し、 「トリックスター」達ですら制御できない破壊の守護者になっていったのです。 そして、ある日ヤヌスは「トリックスター」達とともに侵入者を相手にしていた危機的状況で、 「トリックスター」の制御を拒否して姿を消しました。 彼がどうして姿を消したのか、その理由は明らかにはなりませんでした。 アルテオ帝国の人々は、強大な自らの力を抑えきれずに自滅したのだと囁きあいました。

ヤヌスのことを聞いたポセイドンは、アレキサンドライトに吹き入れた力を15個の宝石に分けて吹き入れ、 ヤヌスに代わる守護者達を作りました。 彼らはヤヌスとは違い、お互いの能力を牽制して力の均衡を保ち、また危機には互いに力を合わせました。 こうして、最初の守護者であったヤヌスは世界で数人が知るだけの伝説的存在となりました。 15個の宝石から生まれた15人の守護者達、そして宝石の力を授かったロビンの16人が、 「ポセイドンの祝福」とネペトリを守る守護者となったのです。

ネレイデスの復讐

ネレイデスは、ポセイドンの愛するネペトリの存在に対し、怒りをあらわにしていました。 その理由は3つありました。 1つ目は、彼女達の姉妹の一人、ポセイドンの妻であるアムピトリテを裏切ったということ。 2つ目は、彼女達の姉妹の一人の息子である、エンキクラドュスを殺したということ。 そして3つ目は、海で一番美しく憧れの存在でなければならない精霊達の、単純な妬みでした。

ポセイドンは、ネレイデスが「死の使い」デスとともにネペトリを死に追い込もうとしていることに気が付きました。 しかし、彼は他の神々との争いが大きくなることを避けなければなりませんでした。 そこでネペトリを「ポセイドンの祝福」の中に閉じ込めて、ハルコンの精霊にしたのです。 そして16人の守護者に彼女を守るように命じました。 同時に、彼女を呼び出すことのできる精霊幻術魔法を「トリックスター」に授けました。 それらが終わると、ポセイドンは、ネレイデスとの争いを避けるため姿を消しました。

ハルコンの精霊となったネペトリについて

そして、アルテオ帝国は、海底の巨大地殻変動によって滅亡することになります。 アルテラスの海底火山が爆発して地震が発生し、海底にも暴風が吹き荒れました。 大陸へ辛うじて逃げ延びることができた少数のアルテオ人達は、この災いを「ネレイデスの復讐」であると感じました。

モルペウスとの契約

ハルコンの精霊となったネペトリと、彼女を守る16人の守護者達は、誰にも見つからない場所で眠りについていました。 彼らを探す唯一の方法は、彼らの見る夢を支配するモルペウスの力を借りることでした。 ネレイデスはその事実に気付き、彼らを探そうとしましたが、モルペウスはすでにポセイドンと契約を結んでいました。 「ポセイドンの祝福」、つまりネペトリの安全が守られることを条件に、モルペウスに強い力を与えたのです。

メッセンジャー

ポセイドンは、モルペウスに強い力を与える対価として、2つのことを命じました。 1つ目は、誰もネペトリと守護者達を探せないように、誰の命令があっても彼らの夢を侵犯せず守ること。 2つ目は、ネペトリの呼びかけに応じて、彼女のメッセンジャーとなることでした。 モルペウスはこの契約により、彼の支配する夢と無意識の世界で自由に作ることができたものを、 現実と意識の世界でも作ることのできる能力を手に入れました。

現代へ―ロビンの想い

守護者の一人となったロビンは、ずっとネペトリのそばで彼女を見守ってきました。 それは、エンキクラデュスの死に際して、彼女が流した涙の理由を知るためでもありました。

「神の命令に逆らうことができなかったのは、死んだ化け物のために流した、あなたの涙を見たからです。
私の放った矢があなたを救ったのではなく、あなたの心を痛ませてしまったのですね?
私はその答えのために、あなたのそばにいることを選びました。
その答えが分かって涙の対価を支払うことができたら、私は身も心も自由になってあなたのそばを離れることができるでしょう」

ロビンも他の守護者達と同様に、ネペトリを守って深い眠りにつきました。 そしてポセイドンから授かった予知能力により、カバリア島が海の上に姿を現す前に目覚めました。 彼はドン・カバリアの計画を察し、かつての「トリックスター」の末裔達を探し、 またその能力を覚醒させる助けとなるために、カバリア島へやってきました。

蜃気楼の島―ネペトリの想い

ある時、カバリア島の沖合いに巨大な蜃気楼が現れました。 17日間に何度も出現した蜃気楼は、エンキクラデュスやネペトリ、アルテオ帝国の栄枯盛衰の物語を映し出しました。 17日目に蜃気楼は黒い粒子となって消えていきましたが、その晩は赤い月が昇りカバリア島全土を赤く染め、人々を震え上がらせました。

目撃談

蜃気楼が見せたものは、モルペウスが作り出したネペトリの記憶と、彼女からのメッセージでした。 16人の守護者達はそのメッセージを受け、「トリックスター」に覚醒してネペトリをハルコンから出してくれる人々を探し出すため、 カバリア島にメッセンジャーを送りました。

そして海に霧が濃く立ち込めたある夜、カバリア島にいる人全員が同じ夢を見るという現象が起きました。 人々は夢の中で、ネペトリからのメッセージを受けました。 霧は翌日になっても晴れず、人々は同じ夢を見続けました。 そうして5日が経つと、今度は霧が集まりだしました。 ウブス港の沖合いに漂う霧の中に、「蜃気楼の島」が現れたのです。 この蜃気楼の島も、モルペウスがネペトリの記憶を現実の世界に引き出し、作り上げた空間です。 彼女が経験した出来事、場所がそのまま再現されています。

ネペトリが伝えたいメッセージとは?
そして、蜃気楼を目撃した人々に生じた変化の原因は?
現代に舞台を移し、アルテオの神話は新しい時を刻んでいくのです――

未編集

	<table class="guardians">
	<tr><th>キャラクター</th><th>職業</th><th>守護石</th><th>守護者の名前</th><th>守護者の特徴</th></tr>
	<tr><td Rowspan="2">バニー</td><td>チャンピオン</td><td>ルビー</td><td>バルカンフェニックス</td>
		<td>アルテラス火山より生を受けた<br>不死鳥の化身</td></tr>
	<tr><td>デュエリスト</td><td>ジェイド</td><td>アルセイドバード</td>
		<td>ジェイドより生を受けた<br>人間の体に深緑色の羽と鳥の頭を持った半人半鳥の姿</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">バッファロー</td><td>グラディエイター</td><td>トルコ石</td><td>ドラゴンテイル</td>
		<td>トルコ石より生を受けた<br>竜のしっぽと爪を持つ巨大なイーグル</td></tr>
	<tr><td>マジェスティー</td><td>オニキス</td><td>ブラックウィングス</td>
		<td>オニキスより生を受けた<br>黒い羽と蛇のしっぽを持つ</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">シープ</td><td>ソウルマスター</td><td>サファイア</td><td>ホーリーゴースト</td>
		<td>サファイアより生を受けた<br>ローブを身に着けた不気味なシルエット</td></tr>
	<tr><td>セイレーン</td><td>アンバー</td><td>ゴールデンエント</td>
		<td>アンバーより生を受けた<br>老人の顔を持つ古代樹の精霊</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="3">ドラゴン</td><td>プリースト</td><td>ダイヤモンド</td><td>エターナルナイト</td>
		<td>ダイヤモンドより生を受けた、無形の存在<br>ポセイドンの武器トライデントを持つ白き鎧の騎士</td></tr>
	<tr><td>ダークロード</td><td>アレキサンドライト</td><td>ヤヌス</td>
		<td>アレキサンドライトより生を受けた<br>最初の守護者であり、復讐の化身でもある</td></tr>
	<tr><td>ウィザード</td><td>エメラルド</td><td>シルバヌアス</td>
		<td>エメラルドより生を受けた<br>身体の一部が苔に覆われ、頭に山羊の角を持つ森の巨人</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">フォックス</td><td>アサシン</td><td>ペリドット</td><td>?</td>
		<td>ペリドットより生を受けた<br>強い責任感と勇気を持つ、未知の生命体<br>その姿を捉えることのできる人物が島に存在する</td></tr>
	<tr><td>ハンターロード</td><td>アクアマリン</td><td>??</td>
		<td>ポセイドンによりアクアマリンの力を授かった<br>ラブハンターロビンとして冒険者を見守っている</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">ライオン</td><td>クリエイター</td><td>メノウ</td><td>ケンタウロス</td>
		<td>メノウより生を受けた<br>上半身は人の姿、下半身は馬の姿をした半人半馬</td></tr>
	<tr><td>サイバーハンター</td><td>トパーズ</td><td>オッドアイドラゴン</td>
		<td>トパーズより生を受けた<br>三つの目が全て違う色の瞳を持つ白竜</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">キャット</td><td>プリマドンナ</td><td>ロードナイト</td><td>ロサフェデダ<br>(<a href="../npc/rozuwhippu.htm">ローズウィップ</a>)</td>
		<td>ロードナイトより生を受けた<br>バラ色の鎧を身に纏い、それぞれの手に鞭と刺盾を持つ</td></tr>
	<tr><td>ディーバ</td><td>紫水晶</td><td>アメジスト</td>
		<td>紫水晶より生を受けた<br>鮮やかな紫色を発する美しい蝶の羽を持つ女の精霊</td></tr>
	
	<tr><td Rowspan="2">ラクーン</td><td>ギャンブラー</td><td>ラピスラズリ</td><td>デルフィヌス</td>
		<td>ラピスラズリより生を受けた<br>ポセイドンのよき理解者である、素早く賢いイルカ</td></tr>
	<tr><td>デューク</td><td>ホワイトオパール</td><td>プレシオスネーク</td>
		<td>オパールより生を受けた<br>巨大な白蛇の化身<br>体を覆う鱗は、見る角度によってホワイトオパールのような虹光を発する</td></tr>
	</table>




*1 ヤヌスが生み出される前にロビンがネペトリの守護者となっていますが、 「エピソード1」中でこの表記が頻繁に使われているため、ヤヌスを「最初の守護者」として扱っています。

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-03-05 (土) 15:19:13